横須賀市汐入の内科

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子宮頸がんについて

子宮頸がんは、予防する方法があります。
HPVワクチン接種と20歳を過ぎたら加えて定期的な検診が大切です。

子宮頸がんってどんな病気?

子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんのこと。主にウイルスの感染が原因です。初期には症状がほとんどないため、自覚症状が現れることなく進行していくという特徴があります。

子宮頸がんの原因て何?

子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。HPVは主に性交渉によって感染し、女性の子宮頸がんだけでなく男性でもかかる病気の原因にもなります。

子宮頸がんの症状とは

子宮頸がんは通常、初期にはほとんど自覚症状がありませんが進行するに従って生理以外の出血(不正出血)、性行為の際の出血などが現れてきます。自覚症状が出たときには、すでに進行していた、ということもあります。
参考:日本婦人科腫瘍学会.患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん 治療ガイドライン第3版(2023年)

子宮頸がんの治療

治療方法は、年齢や他にかかっている病気、がんの進行具合(ステージ)によって異なります。
進行の状況によって、手術、放射線療法、抗がん剤(化学療法)のいずれか、もしくは複数の治療法を組み合わせて行います。

子宮頸がんの予防方法

子宮頸がんには2つの予防方法があります。

1.HPVワクチンの接種

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ予防接種です。
HPVワクチンは、その種類や接種時の年齢により、2回もしくは3回の接種が必要です。
以下の対象者の方は、接種は公費(原則自己負担なし)で受けることができます。接種スケジュール等、詳細は医師にお尋ねください。

※1標準的な接種時期は中学校1年生
※2接種時の年齢やワクチンの種類により、2回もしくは3回の接種が必要です。
※3定期接種の最終年度に当たる方(今年度16歳になる方)がワクチン接種の公費助成を受けられるのは2025年3月末までです。
※4HPVワクチンの標準的な接種間隔の場合は、接種完了※2までに6か月かかります。
※厚生労働省『HPVワクチンのキャッチアップ接種に関するリーフレット』より作成

2.子宮頸がん検診

子宮頸がんは、初期の自覚症状が出にくく、自分では気付きにくい病気です。そのため、定期的な検診によりがんになる前の段階やがんの初期に発見することが大切です。
また、HPVワクチンを接種していても、20歳を過ぎたら、子宮頸がん検診を定期的に受けることが推奨されています。
20歳以上の女性が子宮頸がん検診を公費で受けられるよう取り組んでいる自治体もあります。

詳しくは、子宮頸がん予防に関するサイト「もっと知りたい子宮頸がん予防」でご確認ください。

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