こんにちは!健康運動指導士のくみたです。
私は不定期土曜日に健康相談を受け付けており、患者さんの生活習慣病改善のために運動トレーニングや簡単な栄養指導も行っています。開催日は院内に掲示しております。どうぞお気軽にご相談ください!
1. スロートレーニングとは?
スロートレーニングとは、筋肉をじっくりと動かすことで負荷をかけ、効率よく鍛える運動法です。通常のトレーニングよりもゆっくりとした動作で行うため、関節や体にかかる負担が少ないのが特徴です。無理なく取り組めるため、運動が苦手な方や高齢者の方でも実践しやすいと注目されています。スロートレーニングは、筋力を維持するだけでなく、代謝の向上や生活習慣病の予防にも効果が期待されています。
2. スロートレーニングの効果
このトレーニングは、体に優しいだけでなく、多くの健康効果が報告されています。特に筋肉量が低下しがちな中高年の方には、筋力維持や骨密度の向上が期待できます。また、呼吸を意識しながらゆっくりと動くため、血流が促進され、冷え性やむくみの改善にも役立つとされています。最近の研究では、スロートレーニングが血糖値のコントロールにも寄与することが示されており、糖尿病予防に有効な運動法としても注目されています。
3. 実践方法と注意点
スロートレーニングは特別な器具がなくても、自宅で簡単に始められます。
① スロー・スクワット
- 足を肩幅に広げ、ゆっくりと腰を下ろしながら3秒かけて動作を行います。10回を1セットとし、無理のない範囲で繰り返してください。
② スロー・プッシュアップ
- 壁を使った腕立て伏せをゆっくり行います。腕を曲げる際に3秒、伸ばす際に3秒かけることで、筋肉に適度な負荷を与えます。
③ スロー・レッグレイズ
- 仰向けになり、片足ずつゆっくりと持ち上げます。1回につき3秒かけて持ち上げ、3秒で下ろします。腹筋の強化に最適です。
注意点
- 動作は常にゆっくり行い、呼吸を止めないように注意しましょう。
- 筋肉の疲労を感じたら無理をせず、休憩を取りながら続けてください。
不明点や不安があれば、ぜひ大澤医院にお越しいただきご相談ください。副院長は日本医師会認定健康スポーツ医でもあり、専門的なアドバイスも可能です(木曜日・土曜日勤務)。
次回も、皆さんの健康に役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに!