こんにちは!健康運動指導士のくみたです。
私は不定期土曜日に健康相談を受け付けており、患者さんの生活習慣病改善のために運動トレーニングや簡単な栄養指導も行っています。開催日は院内に掲示しております。どうぞお気軽にご相談ください!
5月・6月こそ熱中症が起きやすい理由
「熱中症は真夏のもの」と思っていませんか?実は5月〜6月は体が暑さにまだ慣れていない(暑熱順化していない)ため、急に気温が上がると体温調節が追いつかず、熱中症リスクが高まります。厚生労働省の調査によると、熱中症患者の半数以上が65歳以上の高齢者で、その約4割が室内で発症しています。「のどが渇いていない」のに脱水が進んでいることも多く、早めの対策が命を守ります。
「暑さ指数(WBGT)」を知っておこう
環境省・厚生労働省は「暑さ指数(WBGT)」という指標を公表しています。気温だけでなく湿度・輻射熱も含んだ値で、熱中症リスクの判断に活用されています。
WBGT〜21:ほぼ安全→ 適切に水分補給
WBGT 21〜25:注意→ 激しい運動時は注意
WBGT 25〜28:警戒→ こまめに休憩・水分補給
WBGT 28以上:厳重警戒→ 激しい運動は中止
環境省の「熱中症予防情報サイト」では地点ごとのWBGTが毎日公表されています。外出前や運動前に確認する習慣をつけましょう。
水分補給——「のどが渇く前に」が鉄則
① 起床後すぐにコップ1杯(200ml)
夜間は不感蒸泄で水分が失われています。朝一番の補給を習慣にしましょう。
② 外出・運動の20〜30分前にも補給
体に水分を蓄えてから外に出ることで、初期の脱水を防ぎます。
③ 運動中は15〜20分ごとに少量ずつ
一度に大量に飲むより、こまめに補給する方が体への吸収が良くなります。
④ 1日の目安は体重×30ml程度
体重60kgの方なら約1,800ml。食事の水分も含まれますが、意識的に飲む量を増やしましょう。
塩分補給も忘れずに
大量に汗をかいた際は水だけでなく塩分(ナトリウム)の補給も重要です。スポーツドリンクや経口補水液を上手に活用しましょう。腎臓病や高血圧などの持病がある方は、補給量について医師にご相談ください。
初夏の運動を安全に続けるポイント
① 時間帯を選ぶ
気温・湿度が低い早朝6〜8時か夕方17時以降が理想。正午前後は避けましょう。
② 服装を整える
白や薄い色の服、帽子・日傘を活用。通気性・速乾性の素材を選びましょう。
③ 徐々に暑さに慣らす
体が暑さに慣れる(暑熱順化)には1〜2週間かかります。最初は短時間・低強度から始めましょう。
不明点や不安があれば、ぜひ大澤医院にお越しいただきご相談ください。副院長は日本医師会認定健康スポーツ医でもあり、専門的なアドバイスも可能です(木曜日・金曜日午後・土曜日勤務)。
次回も、皆さんの健康に役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに!
参考
① 厚生労働省「熱中症を防ぎましょう」 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/prevent.html
② 環境省 熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/
③ 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise
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